ラグビーワールドカップ2019~ガイドブックに対抗できる情報を提供する!2019夏休みの宿題#1 アイルランド編
最近書店に行くと数冊ですが、ラグビーワールドカップの特集雑誌を見ます。日本代表の注目選手特集から入って各チームの概要がざくっと書いてあるのですが、個人的に納得できないので、対抗してみようという記事です。これから並べる情報はすべてタダのもの、かつできる限り公式の情報をもらってきています。インターネット、最高!
プールAバンド1 アイルランド
まずはプールAバンド1*のアイルランド。現在(19年8月)の世界ランキングはニュージーランド、ウェールズに続き3位。
個人的に衝撃なニュースは16年にオールブラックスのテストマッチ連勝記録(17勝無敗)を止めたこと。加えて18年の欧州6か国選手権(Six Nations)も全勝優勝しています。めちゃくちゃ強いです。この間見たJSPORTSの番組で4人のラグビージャーナリストが全員アイルランドを1位通過と予想しなかったのが謎です。
*こちらのエントリ参照:2019RWC予選 ルーマニア・スペイン・ベルギー、そしてサモアの混乱
過去のワールドカップでは、ほぼ準々決勝=ベスト8。プール戦はほぼ確実に抜けれるけど(つまり5チーム中、2位までには必ずいられる)決勝トーナメントではまだ1度も勝てたことがないチームです。過去に対戦したのは順にオーストラリア、オーストラリア、フランス、アルゼンチン、フランス、アルゼンチン、ウェールズ、アルゼンチン。それぞれ勝ったことがないチームではないように思いますが、決勝トーナメントでは勝てていません。
過去のワールドカップの成績をまとめた公式サイトでスタッツを見てみました。アタックの良しあしを見るのに、得点数/トライ数で比べてみると、それぞれ全体8位。ディフェンスの良しあしを見るのにタックス数を見ると全体10位。そのほかいろいろ見てみましたが、8~10位をうろうろする感じを見ると、最終成績であるベスト8がなんとなく妥当に見えてきます。
公式サイトのスタッツ:Statistics - Rugby World Cup 2019|rugbyworldcup.com
どんなラグビーをするのか
いくつか試合のハイライトを見てみましょう。
2016年オールブラックスの連勝記録を止めた試合@アメリカ。
40-29でアイルランドの勝ちでした。点差ほど内容に差があったようには感じないですが、2トライを奪ったモールは圧倒的。ラインアウトモールが狙える位置まで攻められたらトライまで行っちゃいます。ただディフェンスはさらっと抜かれちゃう感じがあるのかな、という感じ。
2018年対オーストラリア@オーストラリア 26-21でアイルランドの勝ち。
強いFWがすごく勤勉。普通にラグビーしててもオーストラリア相手にちゃんとゲインできるところにも力強さ感じます。あと走れるプロップがいるところにタレント揃いだなぁと溜息。BKのアタックはすごく凝っていてクリエイティブな印象です。知識先行していますが、ニュージーランド出身の監督の影響があるのかしら、と思ったり。強くて勤勉なFWにクリエイティブなBKでちょっと無敵感あります。
(蛇足ですがオーストラリアポーコック選手のジャッカルはお見事。ハイライト中に2回はジャッカルでピンチから脱出しています。ヘッドキャップの仕事人、さすがです。)
7点は終了間際の意地のトライです。ハイライトだとやたらウェールズにペナルティキックを決められているので、アイルランドが自滅しているように見えますが、スタッツを見るとペナルティの数はともに11。加えてランメーターでもポゼッションでもアイルランドが上回っていたので、アタックが噛み合わなくてアイルランドがトライまで攻め込めず、逆にウェールズがディフェンス頑張って、ペナルティーキックで粘り強く勝ちを取ったという感じ。
アイルランドの注目選手
ブログの内容はここまで。ここまでをうまいことgoogleスライドにまとめるまでが夏休みの宿題#1。パッとできるならスライド使いながら動画にすると、試合の動画も含めてとっても見やすいパッケージになると思うんだけど、そこまでの気力があるのか、という感じ。どうも動画編集ってこだわっちゃってとても大変になっちゃう。
選手紹介はグーグルスライドでスライドを作って画像として貼り付けています。テンプレートは自分で作りました笑 アイルランドのグリーンっぽいテンプレートがなくてどうしても気に入らなかったのです。アイルランド協会のHPからもらっているので本物のグリーンのはず。フォントもできるだけHPで使われているものと似てる感じのやつにしました。どうでもいいこだわりです。