【決着】2019RWC予選 ルーマニア・スペイン・ベルギー、そしてサモアの混乱
先日アップした欧州ラグビーの混乱について、決着がつきました。結論は、ロシアが繰り上がりで2019RWC出場、なぜならルーマニア・スペイン・ベルギーは出場資格のない選手にプレーさせたため失格となったからです。
プール分け最新版
ご参考 前回の記事:2019RWC予選 ルーマニア・スペイン・ベルギー、そしてサモアの混乱 - でこりん日記
◆何が変わったのか①=開幕戦の相手
開幕戦の相手がルーマニアからロシアに変わりました。素人考えですが、欧州ティア2国という意味ではあまり戦い方が大きく変わることはないだろうし、Rugby Europe Championshipの成績はルーマニアよりもロシアの方が下、かつ日本は昨年ルーマニアとテストマッチ(国同士の真剣勝負)で勝っているので、開幕戦はマストウィンですね。
Rugby Europe Championship2018の結果
2017 6月のテストマッチの結果
出典 https://www.rugby-japan.jp/schedule/detail/14571/
◆何が変わったのか②=サモアの相手
プールA最後の枠をかけて行う予選はサモア対スペインのはずだったのですが、渦中のスペインが失格となったため、サモア対、ポルトガル対ドイツの勝者(ヨーロッパのティア3の大会で勝ち上がってきたポルトガルと、Rugby Europe Championship2018で6位のドイツ)となります。欧州の予選については複雑すぎて私は説明ができそうにないので、こちらのページの図ってタブを見て下さい。馬鹿でかいモニターが欲しくなりますよ笑Rugby World Cup 2019
また公式発表②では、サモア代表との試合がウィンドウマンスである6月と7月に開催されるよう調整した旨が書かれています。先日の記事でまとめたサモアのとばっちりは回避されました。
◆スペイン対ベルギー再試合について
これは公式になくなりました。独立委員会で、フェアではない状況だったが、試合の結果に影響するほどではなかったと判断されたからです。まぁそもそも資格問題で失格になってるし、あまりやり直しても2019RWC予選には全く影響しないしね。ただルーマニアは抗議文をすでに出しているよう…まだまだ決着がつかないのかな…???
ルーマニア、異議申し立てへ ラグビーW杯出場取り消しで: 日本経済新聞
さっくりですが、取り敢えずの決着が見えたのでまとめておきました。今度別の記事で出場資格についてまとめていこうかなぁと思ってます!