Top League 開幕!Toyotaにスーパースターが勢揃いだった
2019 RWCが終わり、サンウルブズが解散し、帝京大学が負け、新型コロナウイルスの感染流行があり、踏んだり蹴ったりの2年間。完全に燃え尽き症候群だったところからようやく復活できました。というわけで延期されてしまったトップリーグの開幕戦をテレビ観戦したので、その感想です。
まずは結果から
開幕節最も熱いカード。1点差での決着でした。前半終了時は24−7とトヨタに圧倒的なモメンタムがありましたが、後半は東芝らしさが出てトライを量産。最後の最後までどちらが勝つか分からない手に汗握る展開となりました。またレフリーは個人的に大好きな戸田さん。外国人プレイヤーが多い中、日本語・英語駆使され、いろんな選手とコミュニケーションを取っておられました。彼の働きもスリリングな試合展開に大きく貢献していたように思います。
またこの試合は、昨年亡くなられた、元日本代表・東芝コーチの湯原さんを悼むものでもありました。対戦相手であるトヨタも喪章を巻き、東芝では湯原さんの名前が刻まれたリストバンドをつけてプレイしていました。非常に残念だったのは、湯原コーチと同じポジションである東芝・フッカー・森選手の負傷交代。フッカーにとって大切なアキレス腱を痛めたとのこと、とても心配…。
▶️ハイライト▶️
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) 2021年2月20日
🏉ジャパンラグビー #トップリーグ2021
第1節#トヨタ自動車ヴェルブリッツ
🆚#東芝ブレイブルーパス
J SPORTSオンデマンド見逃し配信はこちら⤵️https://t.co/AAm4RhGznr pic.twitter.com/rXDku37oK7
夢の共演!NZキャプテン&AUSキャプテン&JPNキャプテン
何と言ってもこの試合のハイライトはトヨタの元ニュージーランド代表キャプテン キアラン・リードと現オーストラリア代表キャプテン マイケル・フーパー、そして日本のマイケル・リーチの夢の共演。
まず、NZリードとAUSフーパーが同じチームに所属しているという奇跡。これまではそれぞれスーパーラグビーの別チームでこれまでプレイしていました。互いに国代表という立場もあり、国を跨いで同じチームに所属するということができない環境であるために、何度も対戦はするもののチームメイトになることはこれまで実現しませんでした。それが昨年NZリードが、今年に入りフーパーがトヨタへ加入。世界最強のフランカー・NO8が揃う形となりました。
またトップリーグの規定上、外国出身選手は同時に2名までしかプレイできません。今回は残念ながら(こちらもスーパースターの)SAFウィリー・ルルーが負傷交代になったために、空いた1枠を後半からAUSフーパーが使える状況となったわけです。
リードとフーパーが同じチームで見られるのは日本だけ! pic.twitter.com/ew9eKhVqQ1
— ユニオン (@union2525) 2021年2月20日
そこに入ってきたのが対戦相手である東芝JPNマイケル・リーチの参戦。フーパーがジャッカルし、リードがスイープしたラックからリーチがもう一度ジャッカルするというお腹いっぱいプレイシーンの実現に至りました。マジですごい。
Some big plays from Michael Hooper on debut in Japan's Top League pic.twitter.com/2n66QY8Bsu
— StanSportAU (@StanSportAU) 2021年2月20日
仲良く同じグラウンドにいるのが信じられないほど嬉しい💗
— kayoko (@nicetomeetlove) 2021年2月20日
お仲間さんのおかげもあり幸せな一日でした🥰
ありがとうございました😊#トヨタ自動車ヴェルブリッツ#マイケルフーパー 選手#キアランリード 選手 pic.twitter.com/Vk3YxZmeiF
これからもこんな試合が続くと思うと、ワクワクが止まりませんです。海外での配信も始まったとのこと、日本だけでなく世界も認めるすごいリーグに大注目です。