12.3 関東大学リーグ戦 帝京大学VS筑波大学 ラストワンプレーってなに?
あけましておめでとうございます、新年皆さんいかがお過ごしでしょうか?
随分前のことですが、ファンである帝京大学と筑波大学の試合を観戦して来たので、そこでキーになったプレー、ラストワンプレーについてまとめてみようと思います!
◆まずは結果から やっぱり信じていいのは帝京大学だけ…
筑波大学 24 VS 29 帝京大学で帝京大学の勝ち!スコアを見てわかるように、前半後半通してかなり苦しい内容でした。個人的には帝京大学のトライ量産を期待していたのですが…。なぜなら相手は因縁の筑波大学。彼らは昨シーズン、帝京大学の公式戦連勝記録をストップさせた手強いやつらです。私の推しメン帝京竹山選手(11番ウィング)もいつもの笑顔が見られず残念でした。彼はスターになるね(ドヤ顔)笑顔が歯磨き粉のCMくらい爽やかなんですもの。
関東大学対抗戦A 第11節 筑波大 対 帝京大 大会結果配信表
◆最後まで苦しめられた帝京大学
結果は帝京大学の勝利でしたが、最後まで筑波大学が襲いかかっていました。この試合を最後までハラハラした展開にしたのは、ポールから跳ね返ったボールとラストワンプレーでした。
時間は試合終了直前、インジャリータイム=ロスタイムの4分。残り時間少ない中でも筑波大学は、モールでトライ&キック成功で7点を追加し、1トライ(5点)で逆転のところまでつけていました。対する帝京大学はこのインジャリータイムを耐えてなんとか逃げ切りたい、そんな状況です。
熱い攻防の結果、帝京大学は敵陣深いところで筑波大学からペナルティーを勝ち取ります。帝京大学としては、ペナルティーゴール(=ショット)の選択をし、残り時間を使い切るようにゆっくりとキックを蹴り、帝京勝利にて試合終了、という思惑でした。ファンである私も日本代表でもある松田選手(10番スタンドオフ)の正確なキックで帝京大学の逃げ切りかとホッと一息ついたところ…らへんの動画です。
松田選手が蹴ったボールは不運にもゴールポストを直撃。キック不成功は残念だけど、インジャリータイムは使い切ったし、ここで試合終了だよね?と思ったら、筑波の選手が猛然と攻撃を始めているじゃないですか!え〜なんで!?
◆生きたボールとラストワンプレーが試合を熱くした
筑波大学が再度攻撃を開始できたのには2つのルールがあったからです。1つはボールがフィールドに落ちた場合はボールは生きたままで、プレーは続行されるため。もう1つが試合時間規定である前後半80分を過ぎても最後のプレー(=ラストワンプレー)が切れるまで、試合は終わらせないというルールです。
2つ目の「プレーが切れる」というのが文字だけだと分かりにくいのですが、条件としては、①どちらかでも反則を犯す②ボールがタッチへ出てしまうの2つです。要は区切りのいいところまではやり切るわよ、ということです。
サッカーやバスケなんかは時間で区切っていますよね、時間になったら何が起こっていてもおしまい。それらと比べると個人的にはラグビーには心意気を感じます。
そうそう、15年RWCで日本代表が南アを破った試合でも最後のトライは本当に「ラストワンプレー」でした。このルールがなければ世紀のGiant Killingはなかったのです!
◆最後に
今回は(多分)このブログ初めての大学レビュー。関東の大学ラグビーって対抗戦とリーグ戦があって、それらを仕切ってるのは関東協会なんだけど、大学選手権になると日本協会の仕切りなったりして、ちょっと慣れるまでに時間がかかる気がするんで、今度はその辺もまとめてみたいな〜と思いました!
あと本線と混乱しそうだったのでここに貼りますが、帝京:竹山選手は早稲田戦でスーパー輝いていたね。ほんとスターになってほしい!
参考にしたサイトさん:すごくいい感じ!