「スポーツ事業マネジメントの基礎知識」を読みました
帰省にあたって移動時間中に面白い本がないかな、と思って買ってみました。個人的にはうーん、よくわかんないというのが正直な感想です。ナンデカナー?!でこりんはあんまり頭がよくないし、そんな中でも国語の成績はダントツで悪かったのでそのせいかもしれないです…(悲しみ)
◆筆者について
金森 喜久男(かなもり きくお、1948年12月5日 - )は、愛知県名古屋市出身で、日本の実業家。元ガンバ大阪代表取締役社長。富山大学卒業。(出典:金森喜久男 - Wikipedia)
◆サマリー
スポーツとは何かを定義し、その魅力を説明。より人々を魅了し、スポーツ観戦における「顧客を創造する」ためにはフェアプレーの精神や顧客が安心して楽しめる環境=整備されたスタジアムが必要であると論じ、最終的にはスタジアム建設について書かれています。ガンバ大阪の社長であったことから、スタジアム建設当時の実話やご自身の体験がベースになっている本です。
◆読んでみて
流れは分かりやすいような気がします。各章テーマもはっきりしていますし、章の中でも小項目としてタイトルが付いています。ただ冒頭にも書きましたが、でこりんとしてはなんだか読みにくく、正直内容が頭に入ってきませんでした。彼の体験としての事実と、そのとき感じたことや意見が入り交じっているように感じてしまいました。というのも私は教科書的な仕組みの説明や定量的な事実を期待していたからだと思います。
◆勉強になったこと
・産業革命により長距離移動が容易に。ローカルルールのぶつかり合いによるトラブルを回避するため、各競技のルール統一が進んだ。
・He is a good sport - 彼はいいやつだ
・プロとアマ ー 英国の貴族階級と労働者階級の間に力量の差がでてしまったため、貴族階級が両者を分けるために作った言葉。
・スポーツの特性:
「無形性(触れない)」
「同時性(生産と消費が同時)」
「消滅性(とっておけない)」
「異質性(毎回違う)」
「多様性(喜びだけでなく苦痛も伴う)」
・現代の観客はプロスポーツ選手にフェアであることや高潔さを求める。
最近読んだ新書で、荒木香織さんの「心の鍛え方」と比べてすごく読みにくかったのは、サッカーの話(それもガンバ大阪)がベースだったからということもあると思います。