でこりん日記

ラグビーとおでこについて。正しくないけど間違ってない程度の知識と分かりやすさでがんばります

18.6.9 VSイタリア代表 テレビ観戦記

ドキドキの代表選のシーズンです!6月のテストマッチシリーズ第1戦 VSイタリア戦の感想をまとめます。

 

◆まずは結果から 格上イタリア相手に快勝!

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ダブルスコアで勝利!試合前後のインタビューでも選手たちが口を揃えていい準備ができたと言っていたように、やりたいことがやりたいようにできた試合だったのかなと思います。前半はキックを多く使ってイタリア代表の体力を削り、イタリア代表がバテてきた後半60分からギアをあげてチャレンジングなアタックをしながら攻め続けたことでこのスコアで快勝、という結果になったと思います。

スクラムラインアウトといったイタリア代表が本来得意としていたセットプレーはイタリア代表のミスもあってしっかり対応できました。特にスクラムはよかったと思います。長谷川スコラムコーチのおかげですね!

またアタックについては普段スーパーラグビーを見ているからか、思ったよりもスローであまり脅威に感じませんでした。アタックラインが深いので、日本の前に出るディフェンスが効果的だったのかなと思います。高温多湿な環境でイタリア代表にハンドリングエラーが多かったことも影響していますが、「世界最高のアタッキングラグビー」と言われるスーパーラグビーで鍛えた成果がここでも出ていたのかなと感じました。

怖かったのはシンプルなアタック。フィジカルだけでゴリゴリのピックアンドゴーされてしまうとズルズルと下げられてしまい、我慢我慢の時間が続くのはきつかったです。

ただ冒頭言ったように攻守に渡ってやりたいようにできたこと、格上イタリアに対して勝ち切れたことは自信に繋がるいい結果だったと思いました。

ハイライト(2分)

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全試合(1時間45分)

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◆イタリアがランキングでは下でも、「格上」である理由

昨日から今朝までいろんなスポーツ番組見ましたが、これをちゃんと分かっている人が少なく感じ、めちゃくちゃイライラしました。特にサンデーモーニング

下の画像は現状のランキングです。日本は11位、イタリアは14位なので、ランキング上は格下となります。ここできちんと確認しなくてはいけないことは、このランキングの仕組みです。ラグビーの世界ランキングは、ポイント制で、対戦相手が格上とかアウェーなら加点とか点差など細かいことはありますが、基本、勝ったらプラス、負けたらマイナスです。相手が誰であれ、勝てば上がるし、負ければ落ちるわけです。

この観点からイタリアを見てみると、イタリアは毎年欧州6カ国との「SIX NATIONS」という大会に出ています。その参加6カ国はイタリア含めて画像の青枠の国。イタリア以外は世界ランキング10位以内に常にいる超強豪国です。イタリアは超強豪国と毎年のように何試合もしてなかなか勝てないので、ランキング上はどんどん落ちてしまうわけです。一方日本を含めたラグビー後進国ニュージーランドなどのラグビー先進国との試合はほとんど組んでもらえないため、ラグビー後進国同士の試合にきっちり勝てばランキング上はそれなりの位置にいられるわけです。

ここにランキングと実力の捻れのようなものが発生してしまうわけです。昨日JSPORTSで解説していた村上さんの言葉を借りれば「ランキングはイタリアの実力を表現できていない」ということとなり、ランキングでは下でも、毎年超強豪国と試合をして実力を試しているイタリアは格上と捉えることもできる、ということです。単純にランキングが下だからと言って甘く見ていいわけではないし、絶対に勝てるということでもありません。

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◆個人的ハイライト①福岡選手のスクラムハーフ作戦

単純だけどすごく効くやつ。本来はスクラムハーフの選手がやるべき、スクラムへのボール投入をウィングの福岡選手がやるスペシャルプレーです。前半に福岡選手が快足でトライを取っているのを見ているイタリア代表はすごく嫌だと思うプレーだと思います。JSPORTS解説の藤島さんが「これは何度もでもやるべきプレーですね」と言ってたのが印象的笑 対戦相手に考えさせることもとっても大切です。

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◆個人的ハイライト②堀江選手の「バスケットボールスキル」

後半のレメキ選手のトライ、私は堀江選手のトライだと思っています。ハイライトでも解説の藤島さんが言及していますが、フッカーなのにマジで器用な堀江選手。中学時代にやっていたバスケットボールスキルがここで活きている?!と思わせるような素晴らしいプレーにより、トライが生まれました。加えてこのキックを実現させたのは堀江選手。自分がフリーであることに気付いて田村選手へ視線を送り、キックパスを要求しレメキ選手のトライまで繋げる素晴らしさ。。。なんなの。。。

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以上!今回は新しいチャレンジとして変なパワポを組み込んでみました。完全に自己満足笑 本当は動きの中で伝えたいところなので、今度はラグビーうんちくユーチューバーにチャレンジしてみようかな笑

2018年11月オールブラックス来日!チケット争奪戦が始まろうとしていること、みんな知ってる?

そうなんです、2018年11月にオールブラックスが来日します。今回は概要とチケット争奪戦に参加する方法を紹介します。

 

◆2018年11月 秋のウィンドウマンスの予定を確認!

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今は2018年6月 春のウィンドウマンスの真っ最中だけど、次のウィンドウマンスのこと、どんどん気にしていこう!上の画像は日本代表のスケジュールだけど、そこに載せられないビッグイベントが10月の終わりにあります。これについては後で詳しく。先に概要とチケット発売のスケジュールだけまとめます。

 

◆2018年10月27日 ニュージーランドVSオーストラリア@日産スタジアム

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チケット情報:キヤノン ブレディスローカップ2018」チケット概要

カテゴリー1指定が3万円ってめちゃくちゃ高いけど、2019RWCのチケットは同じ日産スタジアムなら1番カテゴリーが低い席でも2.5万〜なので、これは安いと思った方がいいと思います。またこの試合で重要なのは、そのカード!ニュージーランドオールブラックス)VSオーストラリア(ワラビーズということです。2019RWCでも同じカードが実現する保証はないので、マジで必見な試合です。本当に注目の試合なので、ライバルは日本人だけでないと思った方がいいです。

そしてそのチケット発売日はすでに来月です。私はJRFU会員なので1番最初の7/6 先行先着でまずチケット確保しようと思いますが、そうでないみなさんには、3番目のラグビーワールドカップ2019™ チケットID登録者サンウルブズFC抽選先行がおすすめです。チケットIDは誰でも取れるので、今すぐ2019RWCの公式HP↓へ行って、IDを取得し、一般発売前の7/18~の先行抽選に参加すべきと思います。

 

◆2018年11月3日 日本VSニュージーランド味の素スタジアム

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チケット情報:「日本代表 対 ニュージーランド代表」チケット概要

こちらもとっても熱いカード!日本とニュージーランドは2019RWCではプールが違うので、日本もニュージーランドも決勝トーナメントに進めないと実現しないカードです。会場は味の素スタジアム、当日はおそらくいろんなイベント盛りだくさんでめちゃくちゃ盛り上がると思うので、キックオフ3時間前に現地集合ね☆

こちらも作戦は↑と一緒でJRFUにこれから入るか、チケットIDを取得して3回目の先行に参加するべきだと思います。

 

以上簡単でしたが、11月のテストマッチについてのまとめです。少しでも興味のある人が少ないチャンスをものにできるような活動でした笑

サンウルブズの初連勝をただただ噛みしめる記事

もう劇的すぎてドッと疲れた香港でのストーマーズ戦。前回同様、噛み締めていこうと思います。

 

◆まずは結果から…

初連勝、初海外での勝利です!(これまで秩父宮以外で勝ったことがないので)また今回は初めて香港でスーパーラグビーの試合が行われた記念すべき試合。サンウルブズが日本だけでなく、アジアのチームであることがアピールできた素晴らしいゲームになりました。この試合見たらファンになるね!

 

◆劇的すぎた初連勝 

この試合のヤバいところは、なんと言っても環境。気温31度・湿度70%後半、キックオフは14時というどこにも逃げ場のない灼熱のフィールドで行われました。相手は南アフリカストーマーズで、ある選手は前日の練習で暑すぎてのぼせて鼻血が出たほど…いくら日本の5月が暑かったからと言っても、これは暑すぎる!

そんな過酷な環境の中、お互い汗だく・ギリギリの状態で試合は進んでいきました。サンウルブズの作戦はとにかく自分たちは我慢して、相手を疲れさせて後半に勝負を持ち込む、リザーブ含めた23人全員で戦うというもの。

前半はラックの攻防が激しかったり、足の速い選手に抜かれたりとなかなかペースが掴めず、10-17の7点ビハインドで折り返しました。

勝負のポイントは後半、どちらが最初にスコアするかにかかっていました。ここでやってくれたのがグラント・ハッティング!難しいパスを落ち着いて処理しトライまで導いてくれました。先週も1トライ、ラインアウトも安定させてくれる素晴らしいお方です。 

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ハッティング様は今週もスーパーラグビー公式のteam of weekに選抜。最高かよ!

後半またポイントになったのは相手ボールをどう取り返すのか?というところ。ここで活躍してくれたのが、後半から登場したヘル・ウヴェ!相手ボールのラックからジャッカル(ラックの中に立ったまま腕を突っ込んでボールを奪うプレー)で相手のペナルティ(ノットリリースザボール)を誘いました!

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まさにそのシーン↑ 青丸がウヴェ。

このペナルティをゴールに変え3点追加。23-23の同点になりました。このとき時計はほとんど80分。以前の記事でもまとめたようにラグビーでは試合時間が過ぎても、最後のプレーが切れるまで(ボールがフィールドの外に出るか、どちらかがペナルティしたら)試合は終わりません。同点に追いついたサンウルブズ、最後のプレーで追加点を取れば勝利という場面。

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キックの瞬間。もう80分になっちゃう! 

リスタートのキックから始まりいろいろあって結局ストーマーズボール。ここからストーマーズはサンウルブズのペナルティを狙い、しつこくしつこくパックアンドゴーで攻めてきます。そのフェーズは19。シンプルだからこそ強力で執拗なアタックにペナルティを取られないように我慢強くタックルするサンウルブズ。時間では2分足らずでしたが、永遠に続くように感じました。

運命の19フェーズ目、ジョージア人初スーパーラグビー選手ジャバ・ブレグバゼがボールを奪い、サンウルブズボールに!ここからまた攻撃、でも位置は自陣10mラインよりも深いところのここ。かなり苦しい!

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 どうやって敵陣まで進むの??とヤキモキしていると、キックの神さまヘイデン・パーカー様がなんとキックパス!時間もない、ミスも絶対にできない最高の緊張感の中で、見事キャッチしたのが日本のブライアン・ハバナ、福岡堅樹!タッチに押し出されそうになったところをキックしたヘイデン・パーカーが文字通り駆けつけてマイボールキープ。サンウルブズの速いアタックで陣地を進めます。3フェーズほどで敵陣深くまで入り込むと、キャプテン流が大きく自陣へパス、そこに待っているのがヘイデン・パーカー…そしてまさかのドロップゴール!!!!!!蹴り込んだ瞬間、選手も観客も、もはや会場にいた全員がボールに注目したでしょう。その時間はまた時が止まっているのか?と思えるくらいで、そして奇跡の主人公はゆっくりと弧を描き、そして、ゴール成功。

 

 

もう本当に劇的すぎて(いつもだけど)結局最後は泣きながら試合を終えました笑 本当に応援しててよかった!暑い中本当にありがとうサンウルブズ!!!!  

 

◆番外編〜ラガマル君香港へ行く

どこの公式キャラでもない、ただただラグビーを盛り上げたいだけのマスコット・ラガマル君。なんと日本を飛び出して香港までサンウルブズの応援に行ってました。後半から登場し、灼熱の晴天のもと、耳を大きく振りながら最後まで元気に応援してました。ラガマル君(本名:ラガマルク15世)のいいところは、彼自身がすごくラグビー好きなところ。ツイッター見てても、私たちファンと同じ気持ちでいてくれるところ、すごく好感持てます。よくラグビーウィークリー(BS朝日ラグビー情報番組)の公式アカウントがリツイートしてるから、もうラグビーウィークリーさん、ラガマルク15世を公式にしてあげてください!笑

 

 

 

サンウルブズ初勝利をただただ噛みしめる記事

国内最終戦で大勝で初勝利ってどんなドラマなの?これだからサンウルブズファンは辞められない!ということで、これはただただサンウルブズの初勝利を噛みしめる記事です。

 

◆ありがとう、そしてありがとう

スーパーラグビー13節 対レッズの結果は…

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開幕10連敗、ホーム秩父宮の観客動員数が1万人を割る、この試合のサンウルブズ公式の応援スローガンが「#俺は信じる」とまでなってしまったサンウルブズでしたが、この点差を見て!オーストラリアのチームに対して初勝利&ダブルスコアをつけました、ありがとう!そしてありがとう!

 

◆個人的ハイライト① 姫野選手の強さ

スーパーラグビー公式の今週のベストトライにも選ばれたこの場面が個人的ハイライトです。語るべきところはたくさんありますが、まず姫野選手、強い。

動画21秒くらいからの姫野選手のプレー

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赤のジャージで背伸びしてボールをキャッチしているのが姫野選手。白のジャージで走り込んでいるのがレッズの13番の選手。

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姫野選手がキャッチした瞬間にタックルするレッズの選手

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https://sunwolves.or.jp/information/article/6731/

から抜粋 試合後のインタビュー。このとき姫野選手は…

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そして前を向いて走り直す姫野選手とタックルした方なのに痛んでいるレッズの選手

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痛んでいるレッズの選手、このあと負傷交代。

普通、これだけ走りこまれてタックルされたら立って居られないはずなのに、うまく受け流してまた走れる姫野選手の強さ。そしてそれを何とも思ってなさそうなところ、好きです。

 

◆個人的ハイライト② 100%の男

そう、ヘイデン・パーカー様です。この試合では12本ゴールキックを狙うチャンスがあって、12本全て決めました。日本ではキックが上手いことで有名な五郎丸歩選手が2015W杯で目指したのが85%だったことを踏まえると、100%決めたヘイデン・パーカー様のパフォーマンスがどれだけ驚異的だったかわかってもらえると思います。サンウルブズファンクラブ限定のインタビューでキック成功のコツはありますか?という質問に「コツはないよ笑 毎週パーフェクトでいられるように、毎週練習するしかない。今日は特に天気も良くて(風もなくて)芝生の状態も素晴らしかったのにも助けられた。」なんて謙虚なコメント…神かよ…

これが評価されてスーパーラグビー公式のplay of weekにも選ばれています。

さらに↑で紹介したTry of weekでも最後の最後トライを取ったのはヘイデン・パーカー様なので、1人で結局36点/63点取っています。ほとんど半分!うーん…神かよ!!!

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ご尊顔 アタックばかり取り上げられますが、ディフェンス・タックルもめっちゃ頑張ってた

 

◆個人的ハイライト③ トンガン・ゴジラ

別の記事で紹介しましたが、通称:トンガのゴジラ(Tongan Godzilla)こと、ホセア・サウマキ選手!!でればトライを取る男、ただのトライに飽き足らず、ハットトリックしちゃう男です。出た試合のほとんどでスーパーラグビー公式のteam of weekに選ばれる活躍、本当に頼もしい若者です。

トンガン・ゴジラは11番の選手

サウマキ選手といえば、トライ後のセレブレーション(得点したことを喜ぶこと、サッカーで言う所のカズダンス)が特徴的です。胸を2回叩いて、左手で電話のジェスチャー。亡くなったおじいさま・お父様に電話で報告、という意味みたいです。

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胸を二回叩いてからの

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電話ポーズ サウマキすごいよ!

追記:ナンバーさんがサウマキ選手についてとっても魅力的に語っています。↓

“トンガのゴジラ”サウマキが無双。サンウルブズ初勝利を呼ぶ3トライ。 - ラグビー - Number Web - ナンバー

 

もっともっと語りたいところはありますが、香港でのweek14のメンバーが発表されました。次も勝ってね!!!

 

【決着】2019RWC予選 ルーマニア・スペイン・ベルギー、そしてサモアの混乱

先日アップした欧州ラグビーの混乱について、決着がつきました。結論は、ロシアが繰り上がりで2019RWC出場、なぜならルーマニア・スペイン・ベルギーは出場資格のない選手にプレーさせたため失格となったからです。

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プール分け最新版

公式発表①Independent Judicial & Disputes Committee decision: Rugby World Cup 2019 European qualification tournament

公式発表②World Rugby confirms revised competition programme to provide certainty for Samoa’s Rugby World Cup qualification preparation

ご参考 前回の記事:2019RWC予選 ルーマニア・スペイン・ベルギー、そしてサモアの混乱 - でこりん日記

◆何が変わったのか①=開幕戦の相手

開幕戦の相手がルーマニアからロシアに変わりました。素人考えですが、欧州ティア2国という意味ではあまり戦い方が大きく変わることはないだろうし、Rugby Europe Championshipの成績はルーマニアよりもロシアの方が下、かつ日本は昨年ルーマニアテストマッチ(国同士の真剣勝負)で勝っているので、開幕戦はマストウィンですね。

Rugby Europe Championship2018の結果

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2017 6月のテストマッチの結果

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出典 https://www.rugby-japan.jp/schedule/detail/14571/

 

◆何が変わったのか②=サモアの相手

プールA最後の枠をかけて行う予選はサモア対スペインのはずだったのですが、渦中のスペインが失格となったため、サモア対、ポルトガル対ドイツの勝者(ヨーロッパのティア3の大会で勝ち上がってきたポルトガルと、Rugby Europe Championship2018で6位のドイツ)となります。欧州の予選については複雑すぎて私は説明ができそうにないので、こちらのページの図ってタブを見て下さい。馬鹿でかいモニターが欲しくなりますよ笑Rugby World Cup 2019

また公式発表②では、サモア代表との試合がウィンドウマンスである6月と7月に開催されるよう調整した旨が書かれています。先日の記事でまとめたサモアのとばっちりは回避されました。

 

◆スペイン対ベルギー再試合について

これは公式になくなりました。独立委員会で、フェアではない状況だったが、試合の結果に影響するほどではなかったと判断されたからです。まぁそもそも資格問題で失格になってるし、あまりやり直しても2019RWC予選には全く影響しないしね。ただルーマニアは抗議文をすでに出しているよう…まだまだ決着がつかないのかな…???

ルーマニア、異議申し立てへ ラグビーW杯出場取り消しで: 日本経済新聞

 

さっくりですが、取り敢えずの決着が見えたのでまとめておきました。今度別の記事で出場資格についてまとめていこうかなぁと思ってます!

 

2019RWC予選 ルーマニア・スペイン・ベルギー、そしてサモアの混乱

2018GWは特に遠出もせず家に引きこもり。何か有意義なことをしようと思い、今私が最もスキャンダラスに感じている、RWC2019予選、特に欧州で起こっているいざこざについてまとめてみようと思います。ただ、進行中のこともたくさんあって、予選のルールも複雑で間違っているところが多々あると思いますが、大筋こんなような話だと思っています。それから、できるだけ情報源(reference)が明らかなものはそれも一緒にまとめます。(学生時代を思い出すな笑)

 

◆予選のルールを理解する

本題をしっかり理解するために、まずは予選の大筋のルール、どうしたら2019RWC出場できるのか、ということをまとめます。

Refer to: https://www.rugbyworldcup.com/qualifying/process

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ルール⑴ 各プールバンド1〜3

 2015RWCの1次リーグで3位以上のチーム

ルール⑵ プールA-4 ヨーロッパ地区予選(1枠)

 Rugby Europe Championshipの最上位チーム(除ジョージア@プールB–3)

ルール⑶ プールC−5・プールD–4 オセアニア地区予選(2枠)

 Pacific Nations Cupの上位2チーム

ルール⑷ プールA−5ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ予選(1枠)

 ルール⑵の2位 VS ルール⑶の3位 

  勝ち:プールA-5が確定

  負け:プールB–5敗者復活予選に出場できる

ルール⑸ プールC−4・プールD−5 アメリカ地区予選(2枠)

 アメリカVSカナダ home&awayで試合

  勝ち:プールC–4が確定

  負け:南米トップチーム(除アルゼンチン@プールC−3)と勝負

   勝ち:プールD–5が確定

   負け:プールB–5敗者復活予選に出場できる

ルール⑹:プールB–4 アフリカ地区予選(1枠)

 Rugby Africa Championshipの優勝チーム。

 2位はプールB–5敗者復活予選に出場できる

ルール⑺:アジア・オセアニア地区のプレーオフ

 Asia Rugby Championshipの優勝チームがOseania Cupの優勝者と勝負

  勝ち:プールB–5敗者復活予選に出場できる

  負け:出場できない 

番外編:プールB–5敗者復活予選に出場する可能性のあるチーム

(□の中:ルールの番号)タイプするのがちょっと嫌になっちゃったから下調べノートから。

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ここまでが予選の概要。いろんなチームや大会の名前がでてきて、ここで力尽きそうになりましたが、本題はこれから。関わるのは、日本と同じプールAのルール⑵、⑶と⑷になります。これら3つがどうなっているのかをそれにまつわるいろいろと合わせて、1つずつ確認していきます。

 

◆ルール⑵ プールA-4 ヨーロッパ地区予選(1枠)

このルールをおさらいすると、⑵番目のルールとしてプールA-4の枠を獲得できるのは、Rugby Europe Championshipの最上位チーム、つまり、ルール⑴ですでに出場権を獲得しているジョージアの次に強いチームとなります。

まず、Rugby Europe Championshipは国際試合の大会で、この大会は欧州の2部リーグというイメージ。伝統国ひしめくSix Nations(イングランドアイルランドスコットランドウェールズ・フランス・イタリアの定期戦。いずれももルール⑴で出場権獲得済み)以外の、いわゆるティア2・3のラグビーがあまり流行っていないヨーロッパのチームが出ている大会です。具体的な出場チームは下記、今年の結果もあわせてどうぞ。

Refer to: 2018 Rugby Europe International Championships | Rugby Europ

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 この結果から、ルール⑵のすでに出場確定のジョージア(GEO) の1位を除く最上位=2位のルーマニア(ROU)が見事、2019RWC出場を決めました、おめでとう!&ルール⑶からスペイン*がプールB–5敗者復活予選で最後の望みをかける、がんばって!という結論なのですが、ここにはそれだけじゃ済まされないドラマがあります。これが本題。

 *実際にはスペインで確定ではないようです。詳しくは下記「図」を見て!

https://www.rugbyworldcup.com/qualifying/europe/bracket

 

◆2018. 3.18 REC最終戦 ESP(スペイン)vs BEL(ベルギー)で何が起こったのか?

 時は2018年3月18日、Rugby Europe Championshipの最終戦:スペインvsベルギーが行われました。このとき、2019RWC出場の当落戦上にいる2チームは、

 ルーマニア:5戦3勝2敗・・・全試合終了。スペインが負ければ RWC出場

 スペイン:4戦3勝1敗・・・最終戦残す。ベルギーに勝てば RWC出場

 であり、スペインは勝てば出場決定。ルーマニアはたとえスペインが負けてもポイント・得失点差によっては、スペインが上位に立ちかねない、かなりピンチな状況。

 で、この試合結局どうなったかというと、ベルギーの勝ち。公式のゲームシートを見ると、前半はスペイン0-12ベルギー(すべてペナルティーゴール)後半頭にスペインにシンビン(重い反則10分退場)、スペインがスコアできたのは試合終了直前70分にトライ、73分にペナルティーゴールのたった10点。映像を見てみると開始7分で乱闘しちゃうようなすごく荒れた試合でした。ちなみに、フルの試合はスペインの国旗マークの上の再生マーククリックで見られます。2時間あります。

f:id:mayutan12164:20180506161555p:plainf:id:mayutan12164:20180506161517p:plainRefer to: 2018 Rugby Europe International Championships | Rugby Europ

2時間フルで見れないあなたにハイライト映像です↓黄色がスペイン🇪🇸 赤がベルギー🇧🇪

www.youtube.com

そして何より荒れたのが試合終了直後。試合内容に納得のいかないスペインの選手がレフリーの周りに集まって言い争いをしているのがわかります。その様子だけを切り取った映像がこれ。相当頭にきているのか、レフリーがフィールドを去るまでずっと追いかけたり、小突いたりとすごい勢いです。結果、この行為が重く受け止められ、スペインの5選手に合計121週間の試合出場停止がワールドラグビーから発表されました。Refer to: Spanish rugby players banned for a total 121 weeks after hounding referee out of stadium in match that stunned rugby world - Wales Online

言い争いの部分だけ切り取った映像

↓黄色がスペイン🇪🇸 赤がベルギー🇧🇪

www.youtube.com

納得できない理由はいくつかあると思いますが、おそらくその最たるものが、レフリーがルーマニアだったから、と言われています。なぜなら、ルーマニア人レフリーはベルギーが有利になるよう審判を行うことで、ベルギーの勝利=ルーマニアの2019RWC出場が確定する、なんていうゲスな想像が簡単にできちゃうからです。

この事態を受け、スペイン協会はワールドラグビーに対して申し立てを行い、先日ワールドラグビーから再試合をすべき(ルーマニアの2019RWC出場がかかった試合に、ルーマニア人レフリーが審判をすべきではなかった。たとえ実際のレフリングが公正であっても、そうでないと考えられる要素があるなら、それは取り除くべきという理屈)という声明が発表されました。

まぁ後味の悪い流れになってしまったけど、ヨーロッパのいざこざはこれで解決!と思ったそこのあなた!これだけじゃ終わらないのです。この問題のせいで割りを食うかもしれないチームが出てきました。それが、サモアです。

 

◆どうしてサモアがピンチに?ルール⑶と⑷をおさらい

ルール⑶ プールC−5・プールD–4 オセアニア地区予選(2枠)

このルールは、2016-17の2年間のPacific Nations Cupの上位2チームが2019RWCに出場できる というものです。参加チームはフィジー・トンガ・サモアの3カ国。どこもティア2では強豪国だし、いわゆるアイランダー(islander)ってラグビーうまいんだよね…日本代表のマフィもislanderだし3カ国中2カ国出場できるいい環境も納得。さて、結果をまとめると、前回Pacific Nations Cupは下記の結果に終わりました。

refer to: 2017 World Rugby Pacific Nations Cup - Wikipediaf:id:mayutan12164:20180506210557p:plain

これにより、 プールC−5はフィジー、プールD–4はトンガに確定。3位に終わったサモア(前回大会出場。日本と同じプールでした)は次におさらいするルール⑷でまた登場します。早速ルール⑷は…

ルール⑷ プールA−5ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ予選(1枠)

 ルール⑵の2位 VS ルール⑶の3位

  →Rugby Europe Championshipの2位 vs Pacific Nations Cupの3位

   →スペイン vs サモア

    勝ち:プールA-5が確定

    負け:プールB–5敗者復活予選に出場できる

出てきました、渦中のスペイン様です!嫌な予感と思ったあなた、正解です。再試合をするべきという声明が出たものの、それが本当に開催されるのか、そうだとしたらいつなのかについては現状不透明であり、また出場停止中の5選手が戻ってくるのを待っていると2018年6月を過ぎてしまう恐れが出てきました。ここ、これが、サモアにとってはこれは大変に不利になってしまう要因です。それはなぜかというと…

過去の記事でも紹介した通り(ウィンドウマンスってなに?)毎年6月と11月はウィンドウマンスというテストマッチ(国と国との真剣勝負)が行われる期間となります。ウィンドウマンス中はテストマッチを優先するため、世界中のクラブラグビーがお休みになります。

そして、サモアで活躍している選手はサモア国内だけでなく世界中にいるため、ウィンドウマンス中でない期間にスペインvsサモアが行われることになってしまうと、所属クラブの事情によっては、世界のスター選手がサモア代表として試合に出られなくなる可能性が出てくるのです。それはサモア代表にとっては本来の実力を発揮できないだけでなく、ヨーロッパのいざこざのせいで、全く関係のないサモアが割りを食うかもしれないという、なんともアンフェアな状況になってしまうのです。下記記事のなかでも紹介されていますが、このサモアにとって意味不明な状況に、声をあげている選手もいます。refer to: European mess delivers Rugby World Cup setback to Samoa | Stuff.co.nz

 

これが、この記事の「ルーマニア・スペイン・ベルギー、そしてサモアの混乱」というタイトルに繋がるわけです…ここまで長い道のりだったぜ!!!!!てかマジでサモア関係なくない?!サモアには初年度サンウルブズを支えてくれたトゥシ・ピシ選手という神様がいるから、(勝手に)恩があると思ってるから、ほんとにサモアに不利になって欲しくない!

  

 ◆新たな問題が発生!代表資格、ちゃんとチェックしてる!?

これはまだ速報レベルでワールドラグビーの正式発表は2018年5月10日ですが、 Rugby Europe Championshipに出場したルーマニア・スペイン・ベルギーの選手の中に代表資格のない選手がいたため、失格となるかもしれない、ということがジョージアのウェブにアップされたそうです。そうなるとルーマニアがロシアに置き換わるのでは?サモアの対戦相手も変わるかも?みたいな噂…おいおいどうなっちゃうわけ!?

 refer to: რუსეთი მსოფლიო თასზე, რუმინეთი და ესპანეთი მის მიღმა? - Rugby XV

↑出典がまさかのジョージア語!私は英語の要旨をツイッターで見ただけなのでまことしやかです…こういうことがなければジョージア語なんて見なかった笑

 

◆最後に…「風が吹けば桶屋が儲かる」的なことってあるのね

今回まとめたサモアが割りを食うかもしれない問題をまとめていると、本当に風が吹けば桶屋が儲かるみたいなことってあるんだなと思いました。学生時代は商学部的なことを勉強していたし、いわゆる国際問題って全然興味なかったんだけど、たぶんこんなようなことってどんな業界でも起こっているんだろうなぁと思いました。あと、ここまでまとめきることができて、達成感半端ないです!!!

 

蛇足:やっぱりお蔵入りするのが悔しかった下調べノート ちょこちょこ間違ってる

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Super Rugby WEEK5 vsライオンズ ホセア・サウマキって誰?

W杯のチケット争奪戦についてをまとめながら見たWEEK5 ライオンズ戦@南アフリカ、いい試合でしたね。結果としては残念ながらも大健闘の内容でした。

そこで今回はこの試合の感想と大活躍だったホセア・サウマキ選手についてまとめます!

 

◆まずは結果から 健闘するも2点差で惜敗

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スーパーラグビー2018 第05節 ライオンズ vs サンウルブズ - YouTube

昨シーズン準優勝チームのライオンズに2点差に迫る大健闘でした。昨年は94点取られた相手なので、年々よくなっているのが感じられます。途中勝っている時間もあったし、スクラムは1本ターンオーバーされてしまいましたが、安定。後はラインアウトがうまくいけば文句なしでないでしょうか!

アタックもプレッシャーがあるなかで頑張っているのが分かりました。特にこれからまとめるサウマキ選手は1トライと、トライにつながる敵陣深くでのターンオーバーと大活躍でした!

 

◆ホセア・サウマキってだれ?

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ホセア・サウマキ

1992年5月10日生まれの25歳、190cm/108kgの大型ウィングです。生まれはトンガ🇹🇴で、大学から来日、大東文化大学で4年間過ごし、現在はトップリーグのキャノンイーグルスに所属しています。サンウルブズには18年シーズンから加入、week5までに2試合に出場しています。得意なプレーはハンドオフ(向かってくる相手を手のひらで、いなして剥がす)で、強力なランが魅力です。

 

◆出ればベスト15の大活躍

ライオンズ戦の成績

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サウマキ選手はweek2のブランビーズ戦とweek5のライオンズ戦の2試合に出場し、通算3トライ。今のところ出ればトライを取る男です。魅力のランは回数で言えば26回で全体86位と大したことないのですが、ランで稼いだ距離では279mと圧倒的です。なぜ圧倒的かを表現するランメーターのランキングが見当たらないので、その代わりに他の優秀な選手と比較してみます。

ランの回数61回で全体2位のおなじみ日本代表の怪物、アナマキ・レレィ・マフィ(レッズ)は5試合出て、358mを獲得しました。似たポジションのフルバック、アンドリュー・クッツェ(ライオンズ)は5試合出て、54回の全体5位で292m。つまり、サウマキ選手は1試合あたりのランの回数が多く、1回あたりのランの距離が長いということで、たくさん、長く走れるエキサイティングなランナーだ、ということです。

この実績が評価されてか、出れば毎週スーパーラグビーが選ぶ(=公式の)ベスト15に選ばれています!

Week2のベスト15

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Week5のベスト15

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◆ランの強力さをチェックせよ!

これは大学生時代(大東文化)のプレー集。なんかもうタックルされてるのかどうか分かんないくらいのパワー笑 そういえば、秩父宮に向かう電車の中で、元大学生ラガーマン(推測)が、現役時代にサウマキをただのトンガ人ならイケると思ってタックル行ったら、思いっきり跳ね飛ばされたわぁ笑、って話してて、なんかよかったです。

 

◆サウマキ、すごいでしょ

ここまでたどり着いたみなさんはサウマキ選手のすごさ、わかってくれたのではないでしょうか。これからはいろんなチームにマークされて思ったプレーができないかもしれないですが、サンウルブズのニュースターには頑張ってもらいたいです!今日のチーフス戦も先発だ!頑張れ!!!

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チーフス戦後 追記

でればトライを取る男、記録更新です